わが家では長男が長男2歳、次男を妊娠中の頃に、当時暮らしていた賃貸マンションでは手狭になると考え、マイホームを手に入れようと計画していました。
大手ハウスメーカーを訪問したり、資料集めをしたり、ネットやSNSで情報を仕入れたりと、
色々試行錯誤していたのですが、最終的には築8年のセキスイハイムの中古住宅を購入することになりました。
なぜ私たちが新築注文住宅ではなく中古住宅を購入したのか、
実際に中古住宅を購入したという経験をもとに、その理由と中古一戸建てと新築注文住宅を比較した場合のメリット・デメリットをご紹介したいと思います。
新築注文住宅と中古一戸建てで悩んでいる
家は欲しいけどできるだけ安くしたいから、中古もいいよねと考えている
そんな皆さんに読んでいただけると嬉しいです。
中古住宅を買うメリットはこれ
メリット① 豪華な仕様や設備の家をリーズナブルな値段で手に入れられる
中古一戸建て全体にいえることですが、中古の場合、元の買い主さんがかなりこだわって、それなりにお金を使って建てた家であることが多々あります。
我が家の場合も間取りを工夫されていたり、セキスイハイム特有の「快適エアリー」がついていたり、庭付き、ウッドデッキ、広いウォークインクローゼット付き…とかなり条件のいいお家でした。
新築で同じように建てたら手がでないような設備や豪華なスペックを持ったクオリティの高い家を、
新築では考えられないリーズナブルな値段で手に入れることができるのが中古のメリットです。
中古物件ですので、それなりの使用感や痛みなどはありますが、新築物件だって一度住んでしまえばその時点で中古です。
しっかりとメンテナンスをして面倒を見ていけば、中古物件でも特に気にはなりません。
中古物件を安く買い、好きなようにリフォームして住むというのもマイホームを決める上でいい選択肢だと思います。
リフォームをする場合は、リフォーム会社もしっかり比較しながら、最適な会社を選ぶことをお勧めします。
せっかく良い中古物件を手に入れたとしても、リフォームが残念だと、快適なマイホームにはなりません。
メリット② 「考えること、決めること地獄」「ああすればよかったの後悔」がない
マイホーム購入にあたり、友人や親戚など直近で家を建てた方のお宅を訪問させてもらうことが多かったのですが、みなさん口を揃えて仰るのが、「決めることが多すぎる!!」こと。
ある友人は、「決めることがあまりに多すぎて、もうどうでも良くなる。」とも話していました。
一生に一度の大きな買い物なのに、だんだんめんどくさくなって、なんとなくで決めたものが後悔としてずっと残ったり、「ああすればよかった、こうすればよかった」とずっと思い続けることはかなりしんどいなと思います。
部材一つ、壁紙一つ、間取り、設備、あらゆるものを決めていくには手間も時間もかかります。
中古物件であれば、提示された内容を吟味して納得できれば購入するだけです。
「よけいな悩み事がない」というのは、いいことだなと思いました。
中古物件で暮らす現在も、「ここにコンセントがあればよかった」とか「この間取りやめておけばよかった」
なんて後悔は全くないのでなんのストレスもありません。
メリット③ なかなか空きのでない人気エリアも運次第では購入可能
わが家が出会った中古ハイムは、なかなか土地や家が売りに出ることはない、子育て世帯に人気のエリアでした。
保育園や小学校、中学校は全て徒歩圏内、スーパーやコンビニ、外食にも困りません。
新築で家を建てる場合、土地(どこに建てるか)はかなり重要なポイントだと思いますが、中古物件であれば家探しの選択肢も広がり、人気の土地にマイホームを構えることができる可能性もあります。
このデメリットを許せるなら中古物件もあり
デメリット① すべての要望を満たした完璧にすばらしい物件はない
自分が好きなように建築する注文住宅ではなく、他人が建てた家なので、気に入らない部分もあるかと思います。全てが希望通りという中古物件に出会うことは至難の技だと思います。
わが家は2階建てなのですが、トイレが1階にしかなかったり、取り外せない造作の机があったり、
2階に大きなベランダがあったり(このベランダが部屋だったらもっと広く空間を使えたなと思いました)と気になる点はありましたが、
それが「家を購入しない理由」になるかというと、そうでもありませんでした。
デメリット②住宅の状況をしっかりと把握できない場合がある
中古一戸建て物件の中には、購入した後に欠陥が見つかったりすることもあるようです。
そのため当然リスクはありますが、私たちが購入した中古一戸建ては、
見学の際に売主の方が、家の中の欠陥の場所や、今後経年劣化によって壊れる可能性がある設備などを丁寧に教えてくださったことと、
セキスイハイムという大手ハウスメーカの施工した住宅であるということで安心して購入を決めることができました。
また、購入した時についているサポートや保証は、中古を買った私たちにもしっかりと引き継がれ、同じサービスを受けることができます(ここは大手の魅力ですね)。
中古住宅を購入する際はできるだけ家の状況をよく確認しておくことが大切です。
中古一戸建てには、新築注文住宅にはない良さがある!
中古と新築、総合的にどちらがより良いかというと、物件によって条件が違うので一概に結論を出すことはできません。
じぶん好みの間取りや使用にして、世界に一つの理想の家を建てることができる新築一戸建ての注文住宅は、とても魅力的です。
ですが、理想の一戸建てを一から建てようとしたら、かなりのお金が必要になります。
対して、中古住宅は元々は他人の家ですが、誰かがこだわりぬいて作り上げた理想の家であることには変わりありません。
中古住宅最大のメリットは「新築一戸建てなら自分たちの予算では到底手の出ないような大手ハウスメーカーが施工した住宅や、様々な豪華な設備がついた家をお手頃な価格で購入することができる」という点です。
簡単に言えば「設備やグレードの良い家を安く買うことができる」ということです。
ただ、中古一戸建ての場合、自分たちの希望に近い物件にちょうど良く出会えるかは運次第です。
現在、中古住宅に暮らして1年が経ちましたが、このお家に出会えて本当に良かったと思いますし、このお家を購入したことになんの後悔もありません。
この記事が、現在お家探しをされているみなさんのお力に少しでも役立てたら嬉しいです。
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