小さな子どもがいると、家選びは慎重になりますよね。
我が家も当時2歳の長男を育てながら、中古のセキスイハイムを購入しました。
現在は次男も生まれ家族4人、中古ハイムで充実した生活を送っています。
実際に住んでみて、「ここは買う前に知っておきたかった!」ということがいくつもありました。
この記事では、子育て家庭の視点で、中古ハイムを買う前にチェックしておくべきポイントをまとめています。
同じように悩んでいる方の参考になればうれしいです。
快適エアリーは掃除が地味に大変
快適エアリーは、部屋の温度が年中ほぼ一定でとっても快適。
夏も冬もエアコンの風が直接当たらず、赤ちゃんがいる家庭にはぴったりです。
ただ、住んでから気づいたのが「フィルターの掃除がけっこう大変」ということ。
床下に吸気・排気口があり、定期的にフィルターを外して掃除機をかけたり、拭き掃除が必要です。
正直、子どもが小さいと「つい後回しになりがち」…。
快適エアリーは乾燥しやすい
もうひとつ感じたのが、「冬はけっこう乾燥する」こと。
暖房として快適エアリーを使っていると、加湿器は必須です。
喉が乾燥してカラカラになったり皮膚もカサカサになったりと、加湿器は部屋ごとに用意しておいてよかったと思いました。
特に小さな子どもや赤ちゃんは乾燥した部屋にいると、風邪をひきやすくなったり皮膚がカサついたりすることもあるので湿度管理はとても重要だと感じました。
大きな花壇・庭付きはよく考えて
わが家には前の住人の方がつくった立派な花壇がありました。
見た目は素敵なんですが、実際に住んでみると…
草取りがとにかく大変!
子どもが小さい時期って、とにかく時間も手も足りません。
「草が伸びてるな〜」と思いつつ見て見ぬふり、なんて日も…。真夏は特に雑草の伸びるスピードが早く、草取りは追いつきません。
わが家では今後、花壇を解体して駐車場のスペースを広くする工事を予定しています。
オール電化の電気代は要チェック
うちはオール電化+太陽光ですが、日中家に誰もいないと売電がメインになり、夜の電気代が気になることも。
子育て中は洗濯・食洗機・お風呂など「夜に集中する生活」になりやすいので、時間帯別の料金プランや蓄電池の検討もおすすめです。
日当たりが良すぎるのも問題?
セキスイハイムは断熱・気密性が高く、基本的に室内は快適なのですが、わが家の立地は日差しが強すぎて困ることがありました。
小窓からの日差しがまぶしく、子どもが昼寝できなかったり、キッチン横の勝手口もかなり日当たりがよく、料理をするときに紫外線をかなり浴びているような気がしていました。
そのため、あとから小窓や勝手口に合うカーテンを取り付けました。
なかなかピッタリ合うカーテンが見つからず、探すのに苦労しましたが、カーテンをつけたおかげで日差しも気にならなくなり、快適になりました。
「日当たり=メリット」だと思っていましたが、遮る工夫も必要になると感じました。
柱の位置に注意
セキスイハイムの構造上、部屋の角や中央に柱がある間取りも多いです。
わが家にはリビングの目立つ場所に大きな柱が一本立っています。
慣れてしまった今ではさほど気になりませんが、引越し当初、子ども用の椅子や家具を置こうとするときに「この柱、なかったらよかったのに…」と思うことがありました。
現在は家族共有のカレンダーを柱につけて、みんなのスケジュールを確認できるようにしています。
柱が中央にあるおかげですぐにカレンダーが確認できるので今ではこの柱があってよかったかなとも思っています。笑
間取り図だけでは分かりづらいので、内覧のときに確認するのがおすすめです。
障子は子どもには向いてない
和室の障子はおしゃれで雰囲気が良いのですが、小さな子どもがいる家庭にはちょっと不向きでした。
我が家では、ハイハイ、掴まり立ちをするようになった次男が何度も何度も障子の方におもちゃを持ったまま行こうとするので、おもちゃや手で引っ掻いて障子が破れてしまわないかと毎日ヒヤヒヤしています。
特にワンオペで料理や家事をしたいときは、次男の様子を見ながらやらなければならず、「障子に近づいたら抱っこして別の場所に移動させる」ということを何度も繰り返しています。
障子の横に快適エアリーのガラリがあるため、家具などを置いて障子に触れられないようするという対策もできず、そのままになっています。
子どもが大きくなるまでは、「本物の障子」は避けたほうがラクかもしれません。
ガラリの位置に注意
快適エアリーには、床に設置された「ガラリ(吸排気口)」があります。
フィルターがあるので大きなものは落ちる心配はないのですが、気をつけなければならないのが水分です。
わが家ではリビングで食事をする際、子どもたちをガラリから遠い場所に座らせて、飲み物をこぼされても大丈夫なように工夫しています。
よだれの多い次男がガラリが気になって触っているときによだれが垂れてる…!とヒヤヒヤすることもしばしばでした。笑
また、家具の配置も制限されるので、内見の際にガラリの位置はよく確認しておく必要があると思います。
以下、ガラリの注意点を記述しておきます
- ガラリにホコリやゴミがたまりやすい
- 上に家具が置けない(レイアウトの制限)
- 子どもが飲み物や食べ物をこぼさないように注意が必要
間取りによってはリビングのど真ん中にあることもあるそうなので要注意です。
中古ハイムはコスパが良く、性能もしっかりしているから子育て世代には魅力的。
でも、住んでから気づく「ちょっとした大変さ」や「生活のクセ」があるのも事実です。
少しでも後悔や手間を減らすために、実際の暮らしを想像しながら内見・購入を進めることをおすすめします。
コメント